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Tony Conrad
Ten Years Alive On The Infinite Plain
Superior Viaduct
- Cat No.: SV049 CD
- 2026-04-07
Tongue Depressorなどでも活動するHenry Birdseyによるニューイングランドの音楽コレクティブOld Saw。これまでの4作品に関わってきたおなじみのメンバーたちが集い、2022年から2024年にかけてニューイングランド各地で1/4インチのオープンリールに録音された良音質な音源。ペダルスチールやラップスチール、ナイロンやエレキやリゾネーターといった幾種のギター、バンジョー、フィドル、リードオルガン、ハルモニウム、ベース、金属のオブジェクトなどによって爪弾かれる器楽ドローン・アンビエントに包み込まれた異界的アメリカン・プリミティブの気配。実験志向の音響の中で、カントリーやフォークの伝統的な輪郭がぼやけ親しみやすさと曖昧さが同時に立ち現れる無時代的な魅力の一枚。ゆっくりチェックしてみてください。 (足立)
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個人的にも近年大きな影響受けてきた音楽家、若くしてピエール・シェフェールに師事し電子音楽を学び、70年代にアメリカに渡り、チベット密教にも影響を受け、ドローン・ミュージックを追求し続けるエリアーヌ・ラディーグ。〈Lovely Music〉等からの作品群は、瞑想的な音楽のマスターピースとして静かに愛されてきました。彼女が近年取り組んできたOccamシリーズ、Occam XXVのフレデリック・ブロンディによる演奏がCD化。パイプオルガン、ドローンの波動。正のエネルギーに満ちた美しい音楽。スピーカーが振動する様まで美しい。クレア・M・シンガーとエリアーヌ・ラディーグ自身がライナーノーツを手掛けています。これまでの彼女の数々のマスターピースにも引けを取らない素晴らしいリリース。人類の遺産。ストックしました。是非。 (サイトウ)
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ニューヨークのヤマハスタジオで、主にMontage 8シンセサイザーとヤマハ・トランスアコースティック・ピアノを用いて作曲された、長く繊細な時間の流れ、細部にまでこだわった豊かな音響デザインが配置されながら、合成波形、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバの重層的な響きと重なり増幅されながら、どこか、歌うような感覚も感じ取れながら、ゆったりとした流れの中で、深海をじっくりと回遊探索するかのような音響空間が構築されている。8トラックを収録。 (コンピューマ)
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実験ノイズユニット⎤⎤⎤として活動、ソロに移行後は美術学修士号(MFA)を取得し、世界中の様々な芸術団体(米国の現代芸術財団やソニック・アート・リサーチ・ユニットなど)から高く評価も受けている音楽家CHANTAL MICHELLEの注目新作アルバムが到着!さえずるような共鳴アンビエンス、丁寧に構築した倍音構造を味わうボイスドローン「Presence of Border」から、エッジを吸収することで音と空間の衝突を削いだクラリネット演奏「Breath Observation (for clarinet)」、クラリネットの旋律が浮かび上がってくる倍音豊かなサウンドスケープ「Drying of Frozen Soils」まで、幼少期から習っていたダンスで培った空間認識能力を作曲にも転用。 (Akie)
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神戸のミュージック・バーLEAFERで毎月・毎日、ローカルDJに着目したイベントのブッキングを行い、六甲山のAngelなどでもパーティーを続けてきた、神戸の次世代シーンとベテラン世代をクロスオーバーさせる影の仕掛け人。偽りなくあぶり出された、神戸の排他的でありながらどこか温かみのある空気を大きく包み込むような世界観。エレクトニック、ジャズ、ドローン、ハウスが、完璧なボリュームコントロールと時間の経過とともに、体へと染み渡っていく。プロデュースは筑波のSPRA、ジャケットは静岡のZacbalanが担当。すべてフィジカルなつながりによって完成した、素晴らしい作品。 (Hamon)
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これまでも精神実験家が制作した劣化カセットテープ復刻など、ポストパンク/ノーウェイブを中心としたコアな音源発掘の最前線のひとつ〈LIGHT SOUNDS DARK〉から、お久しぶりに直球トリップサプリメント。サイケデリック愛好家向けに制作されたドローン/アンビエントの発掘コンピレーションアルバム。脳を柔らかく包み込み反響させるニューエイジアンビエントに始まり、ブルージーなギター揺れるサイケデリックバーナーなど、音楽性様々にトリップを誘発。噂によりますところ50枚のみプレスしているようです。 (Akie)
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英のHoly McGrail(ギター)とHoward Marsden(シンセ)によるSlomoの初作品。2005年にJulian Copeのレーベル〈Fuck Off & Di〉から限定CD-Rとしてリリースされ、SUNN O)))、GNODや、The Wire、Aquarius Records、初期Ideologic Organなどの求道者から支持され即完したという一作がこの度初アナログ化。COILのJhonn Balanceの死からわずか後に偶発的に記録されたという、当初は「The Ballad of Jhonn & Sleazy」と仮題された録音が、ふたりが影響を受けたBoleigh Fogouという鉄器時代の地下石室と共鳴し作品に昇華。沈澱した不気味で重いドローンの中に、知覚し難い植物的な蠢きや英国の田園風景が漂う、神秘性の宿った約1時間のカルト的ドゥーム・アンビエント・ジャム。 (足立)
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DIYレフトフィールドサウンド聖地〈FUTURA RESISTENZA〉から!上記他にもMANUEL PESSOA DE LIMAやELLEN ARKBRO、OREN AMBARCHIら数々の重鎮らとのコラボレーション、そしてフライブルク音楽大学やカリフォルニア大学にてアカデミックに音楽を深化させてきたクラリネット奏者/作曲家の小川 道子による素晴らしいアルバム作品が到着。シンセサイザーとピアノの澄んだ音の重なりに、ファルフィーサのテクスチャ、笙の倍音が繊細に呼応し重なる「Ashimoto No Uchuu」(sample1)。彼女自身の記憶が滲みわたったような抒情的響きにリスナーの記憶もオーバーラップする感覚。 (Akie)
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Resonant Bodies「共振する身体」。二枚組、18曲のコンセプチュアルなフル・アルバムが到着しました。混沌から、正の波動が立ち現れてくるような冒頭から素晴らしいサウンドが展開されていきます。ドローン、音響、メロディ、精神と身体への音の作用。
「ある身体が振動して音を発し、それが別の身体に届いて振動し、新しい音を発生させ、さらに別の身体を振動させて別の音を発生させる...。無限に広がる身体のオーケストラが、それぞれの音の振動を掛け合わせ、「Resonant Bodies」のシンフォニーを創り出すと想像してください。共鳴はコミュニケーションの原理であり、音は人と人との絆や相互関係を構築するものです。「Resonant Bodies」の作品は、全体の一部であると同時に、全体を生み出 ...もっと読む (サイトウ)すものでもあるのです。他の作品とは異なり、「Resonant Bodies」を完成させるのにかかった約2年の間、作品は徐々に完成し、前のレイヤーで発生した振動によって小さな音の粒子が加えられ、不完全で同期した音のオブジェクトが出来上がったのです。"コミュニケーション"」。 (サイトウ)
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《o o oo eo eo eoeoeeoo oo ei eio o o i e a a e ooo ie ie ie ae ue oo o》 「『シンギング・イン・ユニゾン』 この作品は、ニューエイジあるいはアヴァンギャルドといったものに関係なく、言葉がなくても通じ合えるということに関係すべきものです」とヨシ・ワダはいいます。 ラモンテ・ヤング達と共に現代音楽やフリージャズ・シーンにも多大な影響を与えたパンディット・プラン・ナートに師事し、インド古典声楽を学んだYOSHI WADAのヴォイス・ドローン4 作品の再発に続いて、未発表だった1978年のパフォーマンスがリリースされました。マケドニアの女性達の歌唱にヒントを得て、グループ歌唱でのパフォーマンス。インド古典声楽の独特の ...もっと読む (サイトウ)発声が共鳴しあって生み出す音の宇宙です。思考から開放され精神に作用する音楽。CDは、二日目に渡る全録音を収録したLPから抜粋してした短縮版。試聴音源は、アナログから流用しています (サイトウ)
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NYCの60年代アヴァンギャルド/現代音楽の最深部、ラ・モンテ・ヤングの永久音楽劇場やフルクサスにも参加したYOSHI WADAのEM + OMERGA POINT共同企画による再発第3弾!85年のバグパイプのドローン。ドローン〜サイケデリック・ミュージック・ファンマストの脅威のアルバム。ドローン/ミニマル・ミュージック。傑作。 (サイトウ)
正統信仰とキリスト教以前の古代的習俗が混ざり合った独自の精神風土を持つオランダ南部・北ブラバント州には、約400もの道端に点在する礼拝堂があると言います。Six Organs of AdmittanceことBen Chasnyはティルブルフ市のショーケース・フェスティバルに招かれて、聖母マリアのために建てられたこれらの礼拝堂を巡るアーティスト・イン・レジデンスに参加。礼拝堂との出会いの記憶をもとに、フランスの哲学者ガストン・バシュラールの『夢想の詩学』から着想を得た手法を用いて、約半年かけて楽曲を制作。その後ティルブルフに戻り、フェスティバルでこの音楽を初演した。その夜のパウルス教会でのライブ演奏を録音したものと、帰国後に録音されたスタジオ音源を収録。アメリカン・プリミティブな響きを持ちつつ ...もっと読む (足立)、この地の独特な庶民文化や信仰を音楽に昇華。教会空間の残響が舞う中での、スピリチュアルに寄りすぎない素朴な感覚のギター・ソロの素晴らしさ。そしてスタジオで追加録音された、かすかに声も重なるギター・ドローンがまた夢心地の絶品となっています(sample1)(sample3)。演奏というより応答と呼べるような作品。 (足立)
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アメリカ人コンポーザーJasmine Woodがアイルランドへ移住して無数の空き教会に出会い、その中の一つに置かれていた100年以上前のブリュートナー製グランドピアノで制作。1年間ほぼ毎日このピアノで作業し録音を行っているうちに、教会空間のリバーブの豊かさに魅了され作曲から焦点を移し、単音や和音の最後に残るリバーブ音だけを録音することに決めたという作品。古いピアノから出るノイズや不完全な音色も排除せず素材に。残響を長く伸ばし、教会の鐘の音など少しのフィールドレコーディングなどを加え、それらを重ね合わせてオーケストラのように編成したドローン〜アンビエント。溶解の美。 (足立)
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ドイツの伝説的なテキスタイル作家のアニ・アルバースから取られたユニット名を持った、相互に敬愛するアーティストたちの二度と無いかもしれないコラボレーション作。一曲を除きすべての曲はFélicia Atkinsonによって作曲・録音・プロデュース。すべてのアレンジはTime is AwayのJack Rollo & Elaine Tierneyが担当。役割を明確にし、Atkinsonのささやく声とハミングのような歌に自然界の音、Time is Awayの精緻な音響構築、詩人Christina Petrieの語りが繊細な強度で幾重にも織り重なっている。風の通り道に立つような研ぎ澄まされたアンサンブル。ラストを飾るMaxine Funkeの楽曲にも柔らかく包まれます。 (足立)
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蓄音機、オルゴール、楽器、金属容器、よく響く部屋など、中空の箱(そして中空の頭)の中にある共鳴についての作品。単音、バイナルやSP盤のノイズ、録音のミスやエラー音などごく小さな音の断片を拾い集め、それらを意味のあるものとして構成する試み。自身の内的なミスや異常を整理し、何らかの意味へと変換しようとするプロセスでもある。また、インテリア・デザインのように、音を特定の場所やレイヤーに配置し、対比させる手法も込めている。インスピレーションは、Steve Rodenのローアーケース作品、角田俊也のフィールド・レコーディング、Eliane Radigueのアンビエント、Pierre Schaefferのミュジック・コンクレート、そして北インド古典音楽のドゥルパドや声楽カヤール、特にKesarbai K ...もっと読む (足立)erkarやDagar一族の、一音を極限まで引き延ばしその無限の変奏や意味を探る至高の演奏から得ていると言います。本人の言葉より。推薦。 (足立)
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アープ・シンセサイザーを使用した1988年サンフランシスコNew Langton Artsでの録音「Kyema」、1991年の「Kailasha」、フランス、ニースのCIRMスタジオ1993年録音の「Koumé」の録音。
『(Kyemaは)「チベット 死者の書」、存在の連続性を構成する6つの中間状態(六道輪廻の中陰的なことだと思います)の喚起に触発されている。第2章の「Kailasha」は、(彼女が敬愛した聖者ミラレパの伝説でも知られる)ヒマラヤで最も神聖な山のひとつカイラス山を巡る、想像上の巡礼に基づいて構成されている。』『「Koumé」は3部作の最後の部分を構成し、死の超越を強調している。』 (解説より)
音の波同士が交錯して干渉し、微細なうねりを産み出していく、そし ...もっと読む (サイトウ)て意識の同調を促すような覚醒的で美しい音楽。是非その音の表情が変化していく様、振動の変化を感じとれる音量で体験してみてください。個人的にも数年前に体験し繰り返し深く揺さぶられ最も影響を受けている音楽です。16 ページのブックレット、ライナーノーツにはDAVID BERHMANも寄稿しています。 (サイトウ)
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同レーベルから同時に発売されたELLEN FULLMANはピアノ線を長く引き伸ばし、松脂を塗った指で弦を滑らせながら演奏しふくよかな煌く倍音を聴かせていきますが、TERRY FOXは同じピアノ線でもやはり表現は全く違います。A面ではチェロを使ったようなドローンが、ELIANE RADIGUEのピュアさ不穏さを兼ね合わせた素晴らしいテープフィードバックサウンドを連想させます。その後に優しいタッチでリズミックに倍音を響かせ、それがだんだんとワイルドに弦を震わせていきます。続くB面(sample1)ですが、弦の揺れる残響音が本当に驚き。完全に電子機器を使ったエコーサウンド。かなり長いピアノ線だからこそ生まれるアコースティックで美しい響き。 (日野)
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トニー・コンラッドは、映像作家で、1960年代のNYC前衛音楽の重要な遺産ラ・モンテ・ヤングが結成したTHE DREAM SYNDICSTE,「永久音楽劇場」にジョン・ケイルらと共に参加し、THE VELVET UNDERGROUNDの結成とその名前の由来に関わったことでも知られ、FAUSTとのミニマル・ミュージックの歴史的リリース「Outside The Dream Syndicate」を残している。しかし後の復活以前の正式のリリースはこれのみで長く音楽シーンから離れていて、伝説の存在だった。90年代に彼の熱狂的なファンだったJIM O'ROUKE達との共演で音楽シーンに復活し、未発表音源も彼らの手でリリースされる。この「Ten Years Alive On The Infinite Pl ...もっと読む (サイトウ)ain」は、71年にダンス、音楽、映像、文学などの前衛アーチスト集団として結成され、パフォーマンス・スペースとして現在まで続くTHE KITCHENで行われた72年の演奏。「Outside The Dream Syndicate」の前年。女流電子音楽家LAURIE SPIEGEL,RHYS CHATHAMとの演奏に、プロジェクターによるフィルム・インスタレーションの2時間にわたるパファーマンス。今回のリリースにあたってJIM O' ROUKEが90分弱の音源として編集、リマスターはCGB(DUBPLATE & MASTERING)が担当している。「Ten Years Alive On The Infinite Plain」は、GASTOR DEL SOL期のDAVID GRUBBSとJIM O' ROUKEと共に復活の年、95年に再演されている。この72年のオリジナルの録音は未発表だった幻の録音で待望のリリースとなる。彼は昨年惜しまれながら他界したが、「無限の計画」は、40年に渡り生きつづけている。 (サイトウ)