ベルリンのミニマルハウス・ライン、Lawrenceたちの〈Dial〉を原点に〈Curle〉や〈Ostgut Ton〉などからもリリースしてきた奇才Efdeminが〈Dekmantel〉から12インチリリース。アナログ機材を使用し制作したデトロイトのテクノの創始者たちへのオマージュという本作は、Kevin Saundersonの90年代の名作DJミックス「X-Mix|Transmission From Deep Space Radio」の冒頭でのDJ MINXのスポークン・ワードを引用した「Mirror Phase」で幕開けます。(サイトウ)
パリのレフトフィールドダンス異才Simo Cellと、エジプトのシンガー/トランペット奏者Abdullah Miniawyによる、2020年の『Kill Me Or Negotiate』以来となる続編的な強力タッグ作『Dying Is The Internet』。〈Dekmantel〉UFOシリーズのニューリリース。実験的な視点からクラブカルチャーやデジタル疲れという同時代的テーマに臨んだ鋭角ベースミュージック。
インターネットが「アイデアを共有する場から、デジタルなビジネス生態系の中で生き延びるための場へと変質した」と指摘する、我々の飼い慣らされた注意力に一石を投じる意欲作。抗うように本作では時間をかけてニュアンスや思想を浮かび上がらせる作りを志向。Abdullah Miniawyはオートチューンを自在に行き来し、アラビックな響きの詩はビート/ボーカルの関係を解体しながら再編。ボイスデザインと作曲の精度をさらに向上させたSimo Cellは、フロアの機能性はしっかり保ちつつ、洗練と逸脱の独創的なヘビー・ダンスミュージックをメイクしています。ローファイに沈む「Reels in 360」や「Travelling In BCC」に差し込まれるミニマルなトランペット、執拗なハンドクラップが駆動する「Livi...もっと読む (足立)ng Emojis」など、随所に耳に残るフックもニクい。冒頭曲ではケニアのエクストリームユニットDumaのボーカルLord Spikeheartが参加。圧巻です。 (足立)
〈Whities〉時代の〈AD93〉や〈Young Turks〉からリリースした、ジャングル、ハードコアなどの影響を受けたFOUR TET以降なIDM、ハウスミュージックにアプローチしているQuirke。2019年のアルバム「Steal A Golden Hail」以来となるニューリリース。〈Dekmantel〉から。
『カルト・プロデューサーのクイルクは、メロディアスなクラブ・アブストラクションの華麗な輝きとともに、デクマンテルにこれまでで最も率直なトラックを提供し、歓迎すべき復帰を果たした。 Josh Quirkeは2010年代にYoung Turks (Young)やWhities (AD93)から登場し、濃密なアトモスフェリックに包まれ、切ないメランコリアが漂うハードコアやハウス・ミュージックに独特の傾斜をつけたテイストを提供した。BurialやSkee Maskといったアーティストとの比較は根拠のないものではなかったが、Quirkeはそれ以降もそうであるように、非常に独自のやり方で活動していた。この控えめなプロデューサーから最後に聞いたのは、2019年にWhitiesからリリースされたデビュー・アルバム『Steal A Golden Hail』だった。 (インフォメーションより)』 (サイトウ)
自身の〈Beautiful Strangers〉を拠点に、〈Skint〉、〈Permanent Vacation〉から〈Shall Not Fade〉といったレーベルにもフックされ、才能、実力を高く評価されてきたTheo Kottisが〈Dekmantel〉に登場。
Ben UFOやPalms Traxもヘヴィープレイしたという「Lighthouse」が〈Dekmantel〉からアナログ・リリースです。90sのやBLEEP/GARAGE/ブレイクビートの雰囲気をまといつつ、複合的にビートを重ね、疾るグルーヴ、うねるシンセベース。パワフルなダンス・トラック。アーリー・テクノ/レイヴ、IDMのRAWなマシーン・サウンドと、モダンなテクノサイエンス。4トラックス。
UKテクノシーンを牽引してきたベテランOliver HoによるプロジェクトBroken English Club、インダストリアル、ダブ、パンク、ノイズ、アブストラクトの要素を探求したRawなエクスペリメンタル・テクノ計11曲を収録!アムステルダムのフェス、レーベル〈Dekmantel〉からのリリースです。
クラブミュージックに対する深い理解や、自身でコンセプトの違うレーベルを3つ主宰し、レコード・プレーヤー6台を使った独自の実験的パフォーマンスを披露するなど、音楽に対する自由な考えと情熱をもつベテランOliver ho Aka Broken English Club。精神性の溢れるエネルギッシュなミニマル・テクノ「Death Cult」(Sample1)にアヴァンギャルド、ノイジーなボイスサンプルに独自のダブワイズなサウンドデザインが独創的な空間を広げる「Vessel of skin 」(sample2)、廃墟に響く幻想的な自然発生音が新たなインスピレーションを生むかのようなアブストラクト・テクノ「ghost」(sample3)など、原体験をしてきたベテランによる素晴らしい共有体験のアウトプット。トラックリストからも試聴できます。爆音で。 (hamon)
『熟練の技と豊かな個性を存分に発揮し、4曲の精密かつストレートなテクノ・ウェポンをお届けするエフデミンが、『Mirror Phase』でデクマンテルに登場。 フィリップ・ソルマンは、2000年代初頭に頭角を現して以来、テクノ・シーンにおいて絶え間ないインスピレーションと独創性の源であり続けてきた。 Efdeminとして、彼は温かみのあるメロディックな表現と、絶えず探求心を掻き立てるテクスチャーの絶妙なバランスを見出し、テクノが本来持つ「ほろ苦いソウルミュージック」という本質を忠実に守りつつ、その伝統に独自の解釈を加えています。 昨年のより内省的なLP『POLY』に続き、彼はデクマンテルでのデビュー作として、最高水準のフィルタリングされていないテクノを体現する、鋭く切れ味のあるトラック集をリリ ...もっと読むースした。ソルマン自身の言葉を借りれば、これはデトロイトのテクノの創始者たちへの愛情あふれるオマージュである。 「4曲すべて、主にアナログ機材を使ったスタジオでの即興セッションを基にしており、かなり短期間で制作されました」と彼は説明する。「これらはすべて、私の考えるテクノのルーツへのオマージュです。そのルーツは、私たちが多くの面で多大な恩恵を受けているデトロイトとベルリンのレガシーに深く根ざしています。ある意味、このEPはそれに対する深い敬意の表れなのです」。 この音楽に込められたオマージュの想いは、オープニング・トラック『Mirror Phase』に明確に表れている。この曲では、ケヴィン・サウンダーソンが1997年に発表した、画期的な『X-Mix』シリーズの一作における、DJミンクスの官能的なスポークン・ワード・イントロを、完全にクリア化されたサンプルとして採用している。この作品は、ソールマンがエレクトロニック・ミュージックの世界へと踏み出す上で、形成期に大きな影響を与えたリリースだった。 冒険心あふれるシンセラインや加工されたサンプルが、彫りの深い909ドラムと、情感豊かなマシン・ソウルをたっぷりと盛り込んだサウンドと絶妙に絡み合う『Mirror Phase』EPは、完璧な形で仕上げられた正統派テクノの一片だ。クラシックであり、時代を超越し、未来的であり、そして永遠である――これらすべての要素が等しく兼ね備わっている。 (インフォメーションより)』